子育てのコト

学校は”教える”ところ?


普通の公立小学校の元校長の
木村泰子先生。
木村先生はある動画の中で
こう断言されています。


「学校という現場に”教えよう””教育”
という言葉がのさばっている以上、
子どもたちは死ぬ」


現場の先生たちはいまだに
「教える」ことが役目だと思っている、と。


先生の指示に従えて、みんなと同じ行動が
できる子どもをみて安心しているけど、
それで本当に子どもたちは
力を得ていると思いますか?
と何度も問いかけられています。


皆さんはどう思いますか?


そんな木村先生がいた学校で
定年退職される女性の先生が
最後の日に、職員室で
若者の先生方に向けてこう叫んだそうです。


「みんな、学びは楽しいよ!
私ね、大空小学校に来るまでは、
先生の仕事は子どもを指導すること、
子どもを変えることだと思ってた。
だから、子どもが変わらないと、
いらいらしたよ。
子どもが変わるまで、これでもかこれでもか、
って自分の力を必死に出した。
子どもを変えることが教員の仕事だと
信じていたからね。だから苦しかったわー。
でも、大空小学校に来て、
教員の仕事は『教えることではない』と、
この九年間、体で教えてもらった。
『学びとは、人を教えることではなくて、
自分が変わること』だと知った。
だからいま六十歳になっても、
自分を変えようと思えば、

まだまだ変われると知っている。
この歳になってもまだ変われる自分がいる。
それに気がついたら、この先の人生も
こんな楽しいことはない。
学びはほんとうに楽しいよ」



胸が熱くなる言葉。
このことは先生だけでなく、
親・大人みんなに当てはまることだと
思います。

それに気づいて私たち大人が楽しんで変わる、
そんな空気を子どもたちに吸わせたい^^



*職員室のエピソードは
こちらの書籍より抜粋


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