子育てのコト

わたしの失敗談



現在7歳のわたしの息子が
保育園の行きしぶりが始まった頃の
数々のわたしの失敗談を話します。笑


■行きたくないと言い始めた息子に
「行かないとママお仕事できないよ。
お仕事できないとご飯食べたり、
楽しいことするお金もなくなるよ。
福(←息子)は保育園に行って
たくさん楽しいことをするのが
お仕事だよ。」

ひどい母。書きながら自分で
引いています(汗)
困り果てるわたしの顔を見ながら
息子は涙をこらえて保育園に行っていました。
”僕は親を困らせている”と
知らず知らずに植え付けてしまった劣等感。
話を聞いてもらえない寂しさ。
この頃の話は
今でも土下座して謝りたい話ばかりです。


■卒園間近の頃
保育園に行かなくなってから
家にこもってばかりの息子。

太陽にも当たらないし、
このままでは引きこもりになってしまうと
あせるわたし。

出かけたくないという息子の意見を
聞かずに、保育園に行かないなら
毎日散歩するという
なぞのルールを決めました。

嫌々連れ出される不機嫌な息子と
面倒だなと思いながら散歩するわたし。
楽しい空気なんて微塵もありません。

そのことを友人に話したら
「待て待て待て。」と笑われました。
「その散歩、いる?」ってみんなに
突っ込んでもらいました。笑

今思えば、何してるんだ?って
自分でも思いますが(笑)
その時のわたしは必死すぎて
気がつかなかった。

「そんなもんやめや〜」
「福はいらん言うてるやろ」
「大丈夫だよ」
とみんなに優しく肩を叩いてもらって
ようやく散歩の呪縛から息子を
解放してあげられました。笑

本当に未熟な母。
今なら家にいて自分を癒す
時間が息子にとって
必要だったとよくわかります。
息子はいつも”今したいこと”を
主張してくれていたのに
先回りして無駄に手出ししていたわたし。


■家にばかりいる息子を見て
少しでも楽しいことを作ってあげたいと
慣れない情報収集にあくせくするわたし。

息子が興味ありそうなものを
みつけてきては
片っ端から差し出してみる。

だけど息子は受け取らない。
そんな息子の態度にイラつくわたし。

せっかく手に入れた情報が
役立たないと悔しいから
少しでも興味を持たせようと
息子を説得するわたし。
息子はわたしの圧を感じて
ますます嫌がる。

今ならそりゃそーだと
わかるけれど、その時は
やっぱりあせっていました。

心配と焦りから起こしている
自分の行動だから
楽しくない→疲弊する、は当たり前。
右往左往していたな〜と思います。

あ〜何度でもあやまりたい。

_________

本当にひどい話ばかりで、、
あの時のことは息子とたくさん話をして
あやまって、やり直しをしました。


あの時突っ込んでくれる
友人たちがいなかったら
わたしの迷子期間は
もっともっと長かったと思います。


「あかんで〜」
「それ、ちがうでしょ」
「なんで?」
「福に聞いてみ」
って、何度も何度も言ってもらって
助けてもらいました。


先輩ママたちがいるっていうのは
本当にありがたい。


わたしが大好きで尊敬する
木村泰子先生は
(「みんなの学校」という
ドキュメンタリー映画の
校長先生)


先輩という定義を職員室で
問い直しています。


「年齢が上だからとか、
実務経験が長いからとかだけで
先輩って言われるのしんどいわー。

先輩は”みんなよりいっぱい失敗した人”を
先輩ってことにせん?

それなら私はめっちゃ先輩やで」


と話していました^^


先に経験した人たちが
今悩んでいる人や困っている人を
大丈夫だよって見守ってくれること、
力になってくれること、
これは本当にありがたい。


ひとりで何とかしようとせず
周りの力を頼る、
それが普通にできる
社会になるといいな。


_________


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