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「家で死のう!」1



わたしはやりたいことがあって
それに向けて動いていて
だけど何だか足元がグラつくなという
時間が時々あって、


グラついてしまうのは
『死ぬこと』と向き合っていないからだと
漠然と感じていました。


「死」とはどういうものなのか
思いっきり対峙してみたいと感じていた時
ひろのぶさんがこちらの本を
インスタで紹介してくれてて
直感的に”これだ!”と思い即購入。




内容は、、、
す、す、すごかった。。。
わたしの知らない世界だらけ。
読んだ後、興奮しすぎて夜も眠れず(笑)
実家の親、夫の実家、姉妹に
すぐに本を送る手配をしました。
とくに親族には読んで欲しくて。


この本の著者は
病院勤務の外科医だった先生で、


後に緩和ケア医になって
今は在宅緩和ケア医となって見てきた
病院とは異なる数々の死を
その家族の体験談とともに
書いてくれています。


病院の医師と
緩和ケアの専門医が
患者さんと向き合うときの
大きな違いとは何か。


死とは本当に
怖くて恐ろしいものなのか。


著者の先生は死ぬことについて
さまざま角度から教えてくれるのですが、
それはまさに「どう生きるか」の問いと
直結していると強く感じます。


そもそも今、緩和ケアの専門医は
圧倒的に少ないそうで
わたしたちが知っている死は
病気になる→治療する→病院で死ぬ
もしくはできる限りの延命治療をして
自宅や施設で死ぬ、
これが死ぬときのスタンダードというか、、


苦しい治療の先に死が待っている、
そんなイメージがないですか?
だからなんとか病気にならないように
生きようとする、
そういう価値観が
皆さんにはないでしょうか?
わたしはありました。


だけど著者の先生は
この本の最後にご自身の死に方について
『やっぱり希望は、がんで死ぬことです。』
と綴っています。


その理由は最後まで読み進めていくと
よく理解できると思います。


わたしがお世話になっている
治療家さんが「死に様は生き様だ」と
話していました。


どう生きるかを考えるのは
どう死ぬかを考えること。


むしろ死に方を決めないで
生き方など決められなかったんだ、
だからわたしの足元はグラついて
いたんだってよくわかりました。


すごくすごくいろんなヒントになった
本でした。


死を漠然と怖いなと感じている人や
病気になりたくないと健康を必死に守っている人、
老化することを受け入れられない人、
今まさに近しい誰かが病気と戦っている人、
そんな方にはぜひぜひ読んで欲しいですが、


全員生きて死ぬのです。
だから全員読んでみて欲しい^^


今回この本を読んで改めて思ったのは
自分の頭で考える、これを癖つけること。
すべては自分ごとだと認識して
自分の正解は自分で見つけること。
これは楽しいなって思いました^^



わたしね、
すべてのストレスを軽くする方法は
「自分で選ぶこと」だと思っています。


誰かの選択に委ねていると
ストレスから解放されることはありません。


自分で考えて
自分で決めたから楽しめる^^


自分の正解がなにか探すには
”知る”ことがスタート。
それを労力と捉えるか
ワクワクと感じるかは
やってみた人だけわかります。


この本を読んでわたしのように震えた人は
親しい人にシェアしよう。本を配ろう。


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次回は8月18日(木)10〜12時←残席1

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